「お兄ちゃん!!」 「・・・何だよ。」 「もう嫌いじゃない?亮一。」 お兄ちゃんは一瞬嫌そうな顔をしたけど、すぐに笑顔で言った。 「だって俺の大事なゆずひめが選んだ男なんだから、悪いやつじゃないんだろ?」 営業スマイルなんかじゃない、本当の笑顔で。 森崎柚姫、17歳。 ようやく兄に彼氏のことを認めてもらうことができました!! でも、何でいきなり・・・? まあ、いいや!