(なんで佐渡くんが知ってたんだろ…) 下校中、そんなことを考えながら歩いてるとあることに気付いた。 (ん?そう言えば声が似てたり、外見が似てたりしてたような…。私を助けてくれたのが佐渡くんだとしたら……) それだとつじつまが合う。 自己解釈でスッキリした私はある場所へと向かった。 (今日は水曜日だから、開いてるんだよね)