「ついてきたらわかる。」 …男の声を聞きながら、ぼんやり考えていた。 この人は、何にそんなに自信があるのだろう。 肉体?美貌?権力? でも、そのどれも違う気がする。 …そして私は、さっきまで嫌がっていたはずなのに、何でこの状況にわくわくしてるんだろう。 理由なんて簡単。 彼が、バカげたことを話すから。 あまりにもバカげているから。 「…わかった。」 きっかけなんて、とても簡単なことだった。