「たけ君〜、こんばんは〜!」


『レンジ』に着くとカウンターに座りながら大声を出す。



「おぉ、葉月おつかれ。」


たけ君がまた来たな!と言わんばかりの顔をして私を見た。



「疲れたぁ〜。」



「ははっ!いい加減慣れろや。いつものでいい?」



「うんっ!」



店内を見渡すと私の他にも何組かのお客さんがいた。