ボーダーライン

「本名も要だよ〜。斎藤 要。コレが本名。」



「ふーん。」



「ね?葉月ちゃん。さっきから光ってるよ?アレ。」



そー言って要が指を指したのはベッドの上で
チカチカと点滅している私の携帯だった。


私はベッドに近付き携帯を手に取るとベッドに腰掛けた。



(あ…真由からメールだ。)



携帯を開くと昨日一緒に飲んでいた友だちからのメールに気づく。




『from:真由
Re:
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良い休日を』



これは…週明け色々突っ込まれそうな予感。