アイシテワタシヲ



「授業行く?」
晴輝はダルそうに言う。


「うん!当たり前やん!

いくぞ〜っ(笑)」

うちは晴輝の手を引いた。


「乱暴やなあ〜お前わ(笑)」



うちの学年は5クラスある。
うちと晴輝は1組。
春瑠は4組だ。


休み時間教室に入ると

春瑠が晴輝の席におった!!!


「春瑠っ!どーしたん?」


「結愛……………
自分のした事わかってる?」

春瑠の目は
恐ろしいほどに冷めていた。

「はぁ?意味わからんし。」

「人の彼氏と授業抜けてさ…」

やっぱり性格がわからん。
なんで親友が信じられへんねん。

「屋上いこ。授業始まるし…」

人に聞かれたらうっとうしいから
屋上に行くことにした…