君に永遠の初恋を。

「…眠」

くぁっとあくびをしてソファに倒れ込んだ。
夕焼けが部屋を赤く染める。

私は夕焼けが嫌い。

どうしてあんなに切なくなる光なんだろう。

これ以上夕焼けを見たくなくて、目を閉じた。

…そういえば誰がいるんだろう…

呑気にそんなことを考えながら、眠りについた。