ヒミツの恋の方程式

我ながら“黒あくま”ってあだ名が最高に似合ってるよ。


すごいよ、雫。
さすが、雫。


そう、自分に賞賛の言葉を贈りたい。


でも、相手がいくら“黒あくま”だろうと、所詮は同じ高校生。


ここで怯んだら負けだ。


今までは泣かされてきたけど、今日は負けない。


負けるもんか!


だから、ここはひとつ――…


同じく立ち上がって、文句を言ってやる!


「な…な…なによ!!
デリカシーのかけらもないくせに!
す…凄めば誰でもおとなしくなると思ったら大間違いなんだから!!」