ヒミツの恋の方程式

それは避けたい。
絶対、避けたい。


うわっ…
どうしよう…
どうしよう…


考えろ、雫!


でも―…


「…雫の」


もう―…


「彼氏は」


考えてる時間は―…


「…オ」


ない―っ!!


「黒澤くんっ!」


だからあたしは、椅子からガタン!と大きな音をたてて立ち上がった。


「首の傷が痛くなってきちゃったの。
だから、保健室…
連れて行ってくれるかな?」