ヒミツの恋の方程式

そして、聡は一瞬口を閉じ――…


照れくさそうにあたしから視線をずらし、


「やべ。
なんだよ、これ。
甘ったるすぎて、死ぬ」


ポケットから手を出し、髪を両手でわしゃわしゃかき混ぜてから――…


「要するに。
ミイラ取りがミイラになった感じだよ。
悪ィか?」


あたしをギン!っと睨みつけた。