ヒミツの恋の方程式

「だから、“義理の弟との恋”ってところに酔ってる」


「…え?」


「おまえ、聡がただのクラスメートだった時には、なんの興味も示さなかっただろ」


「そ…それは…」


「“男嫌い”だった。
とでも、言うつもりか?
んなの、おかしいだろ」


黒あくまはあたしの首筋の、もう1枚のカットバンに手をかけ――…


「そうじゃねぇ、よな」


それも一気にはがした。