ヒミツの恋の方程式

「おまえ、聡じゃ、物足りねぇんだろ」


ハッ…と、鼻で笑うように息を吐き出し、


「あれ?
気づいてねぇの?」


黒あくまは、あたしの肩の横に肩肘をついた。


かと思うと――…


「――いった…」


ぴ!っと、あたしの首筋のカットバンを一気にはがした。


「甘いだけの男じゃ、物足りねぇよな、おまえには」


「…は?
何言って…」