次に目覚めたのは、朝になってからだった。 昨日のことは熱に負けることなく、鮮明に覚えている。 悠ちゃんがいつもと少し様子が違うように感じたことも、嘘ではないと信じられるのに、 今日の悠ちゃんは何事も無かったかのようにいつも通りで、私に質問させるチャンスは与えてくれなかった。 「…よし。熱だいぶ下がったな。今日は学校休めよ?」 「…うん。…昨日はありがとう…もう大丈夫だからね」 このわだかまりを、この時に取り除けていたなら、未来は変わっていたのかな?