いきなりのことに驚いていると、 「奏様と紬様ですね」 「へ?」 声のした方を見ると、1人の男の人がいた。 うわっ!すごくかっこいい…。 さらさらな黒髪にシルバーフレームの眼鏡をかけたその姿は、真面目で大人な雰囲気を漂わせている。 「どうぞこちらへ、皆様お待ちかねでございます」 「あ、はいっ」 とりあえず、案内される方へとついて行く。 しばらく歩いて、ようやく豪邸にたどりついた。 いくらなんでも広すぎでしょ… この庭…。