山中先パイの話によると、悠里と廊下を歩いてたときに、先パイとぶつかっちゃって、あたしは頭を打ったみたいで、起きなくて、心配して保健室につれてきてくれたみたい。




でも、保健の先生が出掛けちゃってて、ずっとそばについててくれたんだって。




・・・・・ヤバイ・・・・・




うれしすぎる!!




心配してくれたなんて…




ずっとそばにいてくれたなんて…






「あの…ありがとうございます!!」




先パイとしゃべれてるなんて…夢みたい…




これって、夢じゃないんだよね!?




「いやいや。ぶつかったのは、俺が悪かったから。ごめんね。」





いや。あたしは逆にぶつかってもらえて、今しゃべれてるんだから、倒れて良かったかも…なんて思ってる自分がいる。




「全然大丈夫ですよ。」




先パイとこんな間近で会えて、先パイとこんな間近でしゃべれて、痛みなんて全然ない。




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