First Love 〜俺に惚れろ〜



――…

「にゃ〜…」


ナナは完全酔っていた。


「ナ、ナナ?大丈夫…?」

「ぜんぜぇん♪
ガキじゃなぃもぉ〜ん…ぅ゛」

『ぅ゛?』

「…気持ちわりゅい…」

「…ガキ」

「ぅー…、ガキじゃないー…」

「ちょっとトイレで顔でも洗ってきな?」

そう言われ、立ち上がり
「んー…じゃあ行ってくる〜♪」
と言って部屋を出た。


――…

ぅ〜…
グルグルするぅ〜…

フラフラと覚束ない足でトイレを探す。


ドンッ


「わ…、すみませ「彼女1人?♪」

…ぇ゛


「…違います」

逃げようとした。

…が

「俺らと遊ぼーぜぇ♪」

簡単に逃がしてくれるわけがなく…腕を掴まれる。

「やらぁー…。離してよぉ…」

振り払おうとしてもお酒のせいで力が出ない。


「行こ行…ッ痛ぇ!!」

「…失せろ」

男達は舌打ちをして走って行った。


「ゅう?」

「…はぁ。今日言ったそばから何してんだバカ」

「ふぇ?」

「…ガキが酒飲むな」

…ガキガキって何なのー。

「ガキじゃないってゆってるでしょぉー!?」