First Love 〜俺に惚れろ〜


最後にそう言った直後、男達は立ち上がり逃げて行った。


――……………
…………


男達がいなくなり、足の力が抜けてその場にヘナヘナと座りこんだ。


こ…、怖かったぁ……


「………おい」

「は…、はいっ…!?」

「てめぇあんなヤツラに絡まれてんじゃねぇよ?ぁあ゛?」

「ご……めん、……っ」

「………」

「………」

「……はぁ…。もぉいねぇから、泣くんじゃねぇよ…」

そう言い、しゃがんで頭をポンポンされた。


それがスゴく落ち着いて、しばらくしたらやっと涙が止まった。


「……ねぇ、何で悠がこんな時間にいたの…?」

「…あ?」


まだ少し不機嫌な悠。


「ぇ…と」

「……別に。通りかかっただけだ…」

「そ、そなんだ…」

「……つーか、こんな遅くなるまで残ってんじゃねぇよ」

「ぅ…うん…。ぁ、そーだぁっっ!!ナナ早く帰らなきゃ…っ」

ママ心配性だからなぁ…。


「ぇ、と…。じゃぁ…、助けてくれてありがとぉ…っ」

「……チッ」