「じゃ、じゃあ悠がやればいいじゃん…っ」
手を動かしながらも、言い合いが始まった。
「は?んな面倒くせぇコトやるかよ」
「そんなコト言って、できないんでしょー!?」
「お前と一緒にすんな不器用」
「な…っ!!不気「ちょっ、ナナちゃんっ!!何してんの!!」
「……へ?」
りょうが言葉を遮って焦りの声をあげた。
ボコボコ……
ん?何か変な音が…と、手元を見ると…
「わっ、えっ何!?」
「キャー早く離れてナナっ!!」
クラスメート達からの声。
とっさに離れた直後…。
ドカーンッ!!!!
――………
………
「な…何で爆発したの…?」
「バ……バ…バカもーんっ!!!お前ら言い合いしながら実験するヤツがあるかぁーっ!!」
と、先生からの怒鳴り声。
「す、スミマセンーっ!!」
「お前ら2人、罰として放課後ココの掃除しろ!!」
…………は?
「ぇえ!?何でこんなヤツとおっ!!」
「………ざけんなよ」
「お前らが悪りぃんだろーが!!サボったら承知しねぇぞ?おらみんな、片付けしろー」
な………な………
何でこーなるのぉー!!?