魔法の言葉



"こんな地味な人生"はいつか終わり、

"楽しくて充実した毎日"が訪れるんだ。。

そう少女はずっと信じ願い続けた。



大人になった少女は…

泣き叫ぶ。


「わたしの何処が悪いの?」

「神様は意地悪で何もしてくれないじゃない」

「なぜ、いつも上手くいかないのだろう」


自分の存在を否定するようになってしまった。


待っていたのは、
夢も希望も全てを諦めてしまった自分自身。


人を好きになれず

自分を好きになれず

何も信じることができなくなってしまった。


でも、過ちに気づく。



自分自身を変えようとしなかったこと…
に。


怖れていては何も始まらない。


今、眼差しは輝こうとしている。