「それだけ上手だったらきっと売れるよ」 そういいながら頭を撫でてくる。 ちょっと年上だからってアタシのこと子供扱いしてない? そう思うけどなんだか嬉しくてエヘヘ、と笑っている自分がいた。 それからしばらく零先輩と話してから送って貰っていただいた。 軽く言葉を交わした後 それじゃあね、って言って先輩は帰って行った。 何気ない優しさがあるんだなっと一人関心してアタシは家に入って行った。