風馬ゎわたしのことを、
「湊こころ」じゃなくて「湊陽菜」を認めてくれた。
そんな人ゎ初めてだった。
ママもパパもこころゎ大好きだけど、
陽菜ゎ勉強もできないし、
友達もつくれない。
だから、ママとパパゎ私をいつでもこころでいさせた。
でも風馬ゎ違った。
こころじゃなくて陽菜で居てほしいって言ってくれた。

最初ゎ騙されているんじゃないのかな?
とおもっていたけど。。。

メールしてるうちに風馬ゎ心から笑うことのできない私を本気で心配してくれている。救ってくれようとしていると思った。
でも、人に甘えたり頼ったりすることに慣れてなかった私ゎ風馬に頼っていいのかとても不安だった。
だから、風馬に聞いてみた。
本当に風馬に甘えていてもいいのか、頼ってしまってもいいのか。
すると風馬ゎメールだったのにすぐに私に会いに来てくれた。
「俺ゎ陽菜を救いたいんだ。
 本当の笑顔を知らなかった陽菜に笑顔を知ってほしかった
 からなんだ。
 決して迷惑なんかじゃないから。」

驚いた。
そこまで思ってくれてるなんて思っていなかったから。
なぜ私の為にそこまでしてくれるのか分らなかった。
風馬ゎ私の為に友達を何人か紹介してくれた。
その中でも、真琴君と美沙ゎとても仲良くさせてもらってる。
美沙ゎ風馬が私の事が好きだというけれど、
そんなこと信じれなかった。
風馬ゎとても大切な人だし大好きだ。
でもこの好きゎ恋愛感情じゃない。
友達として好きなだけ。

美沙ゎ風馬に聞いてみろって言ったけど、
そうじゃなかったら自意識過剰だって思われて
ひかれたら。。。
この関係が壊れたらって思うと怖くて聞けなかった。




そんな時。。。。。。。