「…………」
あ、あれ?
男子どころか、女子の声も聞こえない。
「あれー? 誰かいないの? …って、花穂(カホ)ちゃんっ! クジあけなきゃダメじゃん!」
遊真ちゃんに怒られて我に帰る。
そ、そうだ、クジあけなきゃ………
―――ぱらり。 開けたクジを見つめて絶句した。
23番………
「おっ! 湊馬、明日は安城(アンジョウ)の彼氏になるのか?」
なんて、まわりの冷やかしが聞こえる。
でも、私はそれどころじゃない。
あ、あれ?
男子どころか、女子の声も聞こえない。
「あれー? 誰かいないの? …って、花穂(カホ)ちゃんっ! クジあけなきゃダメじゃん!」
遊真ちゃんに怒られて我に帰る。
そ、そうだ、クジあけなきゃ………
―――ぱらり。 開けたクジを見つめて絶句した。
23番………
「おっ! 湊馬、明日は安城(アンジョウ)の彼氏になるのか?」
なんて、まわりの冷やかしが聞こえる。
でも、私はそれどころじゃない。


