*短編* 一日恋愛

「―――、じゃあ…」


半ば怒った声で、私を離すと。


「お前はどうしたいんだよ!」


ほら。


私、嫌われた………


「私は……っ、今までとおんなじ、苑塚と友達で居られれば良い…」


頭の上から、長い溜め息が聞こえる。


「俺は、そんなの、嫌だ」


―――あ…


まずい、泣きそう……



もう、今までみたいにはいられない……。





「せっかく、ここまで来たのに、もとに戻るなんで、御免だよ」


その言葉の意味を理解する前に、私の唇に柔らかい感触が。


――――え……?