理紗side

「ふわぁ。よく寝たー」

ずっと、寝てたからお尻が痛いなー。もう、あんなにうるさい人たちいないよね。ああいうの、本当に苦手だなー。

「理紗、いつまで寝てんの?!もう、ずっと起きるまで待ってたんだから。すっごい顔だったわよー笑 こんーな感じ。」

麻友がいつものきれいな顔を崩してすごい顔になった。

「プハッ!アハハハハ。麻友ー、あたしそんな顔で寝てたのー??」

「うん。こーんな感じだよ」

もっと顔を崩して笑いあってた。あっ、そういえば教室戻んないとじゃん。あたしのクラスの先生って誰かなー?

「あっそういえば、あたしたちのクラスの担任、あのイケメン先生になったよ!!マジでうちら運よくない?!」

ええー最悪・・・そのイケメン先生とやらのクラスになったらうるさくなるじゃん。まあ、無視しとけばいいかなー

「あーそーなんだ。別にイケメン先生とか興味ないんだよねー。先生とかに恋愛感情抱くとかないから。」