そうと決まったらこの腕から抜けなきゃ・・・


少し名残惜しけど・・


晃が起きないように、そぉっとね


体をゆっくり起こすと晃の顔が目の前にくる


・・・きれいだなぁ


ねててもこんなに整ってるんだ・・・


少し、青みがかかった黒色の髪


肌の色・・・すべてが完璧


「ん・・・・・」


声だって、少し低めの声


・・・こんな完璧な人が私の幼馴染なんだ


どき、どき


胸がどんどんなっていく


昨日分かった自分の思い