ヤツらの声がしたと思ったら…。



プシュッッ!!



「う…っ!!」



麻酔銃の針が飛んできた。


避けたけどほんの少し腕をかすった。


私としたことが…!


そしてバランスを崩してしまって…。



あ、川に落ちる…。


でも川に落ちた位じゃ、私は死なない。



バシャァァァンッ!!



なんか、思ったより激流みたい。


これならヤツらも捕まえられないかも…。



そんな事を思いながら激流に流されて。


私は意識を失った。