パアアッと
私の口元が緩むのが
自分でもわかる。
「ありがとうございます!
私明日から頑張ります」
「うん。明日から
でいいんだね?
んーと私、このお店の
店長やってます。
野田です
あ、でも私明日
居ないから
違う人が教えてくれるから!」
う…
野田さん居ないの…
「大丈夫!
皆優しいからさっ!
だから一緒に頑張って
いこ?」
店長さん…
なんて優しいのっ!
「はっはい!
迷惑もかけるかも
しれないですが
よろしくお願いします」
「よし!
明日、朝9時30分までに
ここに来てね。
格好は派手すぎずに
素足はみせない服装かな」
あー
素足は駄目なのね。
「はい。わかりました
今日はお忙しいところ
ありがとうございました」
私はもう一度
挨拶をし。
野田さんは
ニコッて笑ってくれた。
