この想いは叶わない-ノンフィクション



次の日も、その次の日も、辰矢先輩とメー

ルをした。メールの、半分は辰矢先輩の、

のろけ話だった。

そんなことを、していたら、辰矢先輩と苺

唯先輩の1ヶ月記念日になった。
その日は、地元を離れてくれて、電車で、

15分くらいの隣町にある、塾に来ていた。

その時、辰矢先輩にメールを送った。



To   辰矢先輩
 Subject

 今日、記念日ですね!
 おめでとうございます☆☆


こんなメールを打っていた。送信するか迷

った。普通の人は、好きな人の記念日なん

かに、メールなんて送んないのに、内は、

送ろうとしている。内は、なんてバカなん

だろう?

でも、私の手は終了ボタン出はなく、送信

ボタンを押していた。

全く、バカな話しだ。

2分もしないうちに、辰矢先輩からの、返

信が来た。



 From  辰矢先輩
 Subject

 ありがとうな!
 ゆりなが、祝ってくれると
 は、考えてもなかった!


To 辰矢先輩
Subject

 いいへ☆
 いつも、のろけ話を聞かせ
 られているので!(笑)


 From  辰矢先輩
 Subject

 確かに、そうだな!(笑)


こんなメールに、嬉しいさ、楽しさなんて

ある内ってへなんなの...