「好き……エン、大好き……」


円士郎の温もりが私を包んでくれる。


「俺もだ」


円士郎の声が私を包んでくれる。



「愛してる……留玖」



朝日の中で幸せに包まれて、

私はこの朝、全てがキラキラと輝いて見えた。