間愛のつめかた

「俺にこんな風にされるの、苦手か?」

「……え?」

「本当は嫌なのに我慢してるんだったら、ちゃんと言えよ」

留玖といちゃつきたいし、ベタベタしたいと思う。

だが──


「俺はお前が好きだ。
お前のことが、この世で一番大事だ。

お前が嫌がることはしたくねえ」


俺が囁くと、
驚いたように、留玖はしばらく沈黙して、

そろそろと細い腕が動いて、
彼女を抱きしめる俺の腕に触れて、

留玖の手が、きゅっと俺の腕をつかんだ。


「嫌じゃ……ないよ」


小さな小さな声がそう言って──


「ありがと、エン。

いつも私のこと心配してくれて……嬉しい」






──俺は、





とりあえず、このまま留玖を押し倒すことに決めた。