「内容によっては、俺より藤岡殿に尋ねたほうがいいかもしれねェぜ」
「いや、ジジイじゃ駄目だ。あんたに聞きてえ」
「何だ?」
「留玖のことなんだけどよ」
身を乗り出していた青文は、がくっと肩を落とした。
「やっぱり頭の中は女のことでいっぱいかィ!
どれだけ色ボケしたトノサマなんだ、オイ」
「いいじゃねェかよ! 殿様の役目に手を抜いてるワケじゃねーし。
留玖と俺の仲も、この国には重要だろうが!」
青文のツッコミに対して、完全に開き直って、
俺は留玖と一緒に旅をしていた頃から、ずっと気になっていたことをこの年上の友人に相談してみることにした。
「あんた亜鳥と一緒になって──結構時間が経つけど、彼女の態度って嫁入り前と今とで何か変わったか?」
「はァ?」
人心に通じた操り屋も、今度は俺の質問の意図がつかめなかった様子で
覆面の下で眉根をひそめているような気配を漂わせた。
「いや、ジジイじゃ駄目だ。あんたに聞きてえ」
「何だ?」
「留玖のことなんだけどよ」
身を乗り出していた青文は、がくっと肩を落とした。
「やっぱり頭の中は女のことでいっぱいかィ!
どれだけ色ボケしたトノサマなんだ、オイ」
「いいじゃねェかよ! 殿様の役目に手を抜いてるワケじゃねーし。
留玖と俺の仲も、この国には重要だろうが!」
青文のツッコミに対して、完全に開き直って、
俺は留玖と一緒に旅をしていた頃から、ずっと気になっていたことをこの年上の友人に相談してみることにした。
「あんた亜鳥と一緒になって──結構時間が経つけど、彼女の態度って嫁入り前と今とで何か変わったか?」
「はァ?」
人心に通じた操り屋も、今度は俺の質問の意図がつかめなかった様子で
覆面の下で眉根をひそめているような気配を漂わせた。



