Beautiful Woman

昂の車は少し離れた場所に駐車してた。

「少し歩くぞ。車向こうに止めてるから」
指をさしながら言った。


「わかった」


「・・・大学終わったの?」


「今日は早く終わる日」



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二人はたわいのない話をしながら車のある場所まで歩いて行った。

凜は一見普通に昂と会話しているようだか内心はパニック状態だった。しかも、今日の昂のスタイルはモロ凜好みである。



前は眼鏡かけてなかったよね?


「あっ、あれが俺の車」

凜は指指す方を見た。

「中古だけどな!」
笑いながらドアを開ける。

「ありがとう」
中は綺麗で掃除したのがわかる。