「なんなのよ!!!!!」

怒りながら道を歩く。









ガチャ
「ただいまー。」


「「お帰りーー」」
母と弟が叫ぶ。




バタン。
「姉ちゃんお疲れ」
ニコリ可愛い笑顔な弟の佑。



「佑ーーー!!!」
猛スピードで抱きつく。



「わっっ!!!何だよっ!!!!」
嫌々ともがく。



「んーー。癒される。」

凜は可愛い弟が大好き。つまり、ブラコンなのである。



バッ。腕を引きはがす。

「ったく。どうかした??」



「んーー。ちょっとね。」


「ふーーん。とりあえず手洗いなよ」




「うん!!」
バタバタバタ・・・・・・・















「ねえ佑、凄く最低でえらそうな奴が自分に興味があるみたいで、学園祭に来たらどうする??」



・・・・・・・。

「それで抱き着いてきたわけか」


「ちっ、ちがうわよ!!!」




「はいはい。」「で、俺だったら、そいつを服従させる。まあ、服従はちょっと大袈裟だけど」




「やっぱり!!!」「さすが私の弟!!!」
笑顔の凜。




「まー、頑張れ」
佑も笑顔で返す。






「御飯よーーー」





「行こ!佑」


二人は下に下りる。








弟に相談した凜はすっきりしたようでご機嫌な様子であった・・・・・・。