私は涙ぐみながら蓮の手を掴んだ。





「美春…俺、遼吾さんに殴られてるとき殺されるかと思ったけど、それでもお前がほしいと思った」


「うん……」


「遼吾さんの分も優しくして大切にする」


「うん……」


「美春…すげぇ好き。愛してる」





蓮はほんといつもストレートだ。