ヘルメットをとるなり蓮はニコッと笑った。





「待たされる覚悟で来たのにもう来てたんだな」


「うん、今日は私が待とうと思って」






それだけの事に蓮は嬉しそうな笑顔をみせた。






「どこいく?」


「どこでもいいよ」


「お前男にそんな事言ったらラブホに連れ込まれるぞ」


「えっ?」