『ありがとね。見つけてくれて。私も今からそっとに行くわ。』 「分かりました。×○△病院です。」 『ありがとう。じゃあまた後でね。』 「はい。失礼します。」 20分ぐらいで佐恵のお母さんが来た。 泣いてる。 目に涙が溜まっていた。 そうだよね。 娘が倒れたなんて。 私だって、同じ状況になったらきっと泣く。 大声をあげて泣くだろう。 ウィーン 手術室のドアが開いた。 「先生!佐恵は大丈夫なんですか?」