ピーッピーッ。


「…はっ…はぁ…はぁ
…夢…か…」


嫌な夢を見た。


全身から汗が吹き出している。

最近は見てなかったのに…。


100番目に近づいてるせいだろうか…。


「あぁ…ヨクの奴、またか…」

俺は支給されているケータイに目を向けた。


From:ヨク
Sub:順調?
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レイ、おはよう(^^)狩りは順調かな?100番目まであと少しだネ。頑張って頂戴(^O^)vじゃねっ!



言われなくても、頑張ってる。

俺は汗に濡れた髪をかきあげた。


ヨクは言わば
俺の上司みたいな立場で
キレイな顔つきの女だ。


そして、


俺を死神にした女。


望んだのは俺だが。