ねぇ。


知ってた??


私…好きだったんだよ。


レイのこと。


今でも…夢見るの。


もし…。


あなたの隣にいるのが私だったなら…。


どれだけ幸せなんだろうって。

「ジル…」


「なあに、トウヤ」


「あ…最近、
塞ぎ込んでるな…って…。
いつも…泉に来てる…」


トウヤは優しい瞳で言う


こんな私に。