思い出した


俺は、人間に堕ちたんだ…

堕ちてシズカと出会い恋をした…


だけど、シズカが事故になって、俺はヨクによってまた死神に…




「…あ……」


俺は目を覚ました


覚ましたとき気付いたが、ヨクのひざの上で抱き抱えられるように寝ていた


「レイ…思い…出した…？？」


「泣きそうな顔すんなよ。ヨク。全部…思い出したから…。」


俺は、起き上がってヨクを立たせる


時計を見るとたったの数分しか経っていなかった

「…ふっ…うぇぇぇ…レイッ!!」


ヨクが俺の胸を目掛けて抱き着いてきた


「泣くなよ。」


「だってぇ～…思い出してくれたんだもん～。」

「ああ。忘れてて悪かったな。だけど…。」


俺は、ヨクを胸から引きはがす


「え…？？」


「ごめん。今は…、サキが…」


「なっ!どういう…」


ヨクは泣いて上手く話せていなくてトウヤが横から口を挟んできた


「ひどいです!!レイは、ヨクさんがどういう気持ちで今まで過ごしてきていたと思っているんです!!」