「昇格??」


「そう。なんでも凄い頑張ったらしいよ。私達と同じ仕事になったんだよ。」


ヨクが笑いながら、話すのは、あまり気分のいい話じゃない


トウヤはヨクに、好きだと言った奴なのだから…

「ふぅん。」


僕は素っ気ない返事をする


「これでまた四人一緒だね。トウヤも頑張ったねぇ。うんうん。」


ヨクは手を組みながら頷いている


「………。ヨクと一緒になりたいからだろ。」


「あれれぇ??妬いてるのぉ~かな?」


ヨクが僕の顔を覗き込んできた


「…っ…あたりまえだろ!!」


僕はヨクを組み敷いた


ヨクは僕に乗っかかられた態勢になった


「ははっ。変なのぉ~。心配なんかしなくていいのにぃ。」


ヨクはニヤリと笑って僕の首に手を回した