『最初からそう言えよ‥』 その言葉が聞こえたと同時に 雨が止んだ気がした 私の見上げる先には 滲んだ君がいたんだ 君の柔らかい手が 私から涙を拭き取る 見えるようになった 君の表情は切なさに溢れてた 『なんで‥なんでいるの?』 そう問う私の言葉に 君はぜんぶ答えてくれた‥