本当は父と顔を合わすのだって嫌なんだけど。 お兄ちゃんだって忙しいんだろう。 「…うーん。」 もう一回寝ようか もう起きちゃおうか。 「……よしっ」 きっと島田さんや鞄をボロボロにした人は、私の態度が気に入らないんだろう。 神谷が寄って来てるのに拒むから。 なら、やってやろーじゃん。彼女。 島田さんが思ってるよりもずっと私は頑丈にできてる。