きっと好き




「昨日のは、俺が島田に付いていったから悪いんだ。だから。」

「……いや、そうだけど。」



ずっと側に居られると、きっと鬱陶しい。





そんな事を考えていると

「あ!!!」

と神谷が大きな声をだした。



私はビクッと体を緊張させた。


「な、なに!?」


「あの鞄、ボロボロにしたの、島田じゃないからね。」




………は?



「わかってるよ。だって、島田さんは神谷と一緒に居たんでしょ?」


「いや、だから、島田の仲間がやった訳でもなくて、島田の事嫌ってる奴が、島田がやったように見せかけてやったんだって。」




…そうなんだ。



「絶対島田さんがやったと思ってた。」


「赤木サンが暴れまくって判明したんだけどね」



神谷はケラケラ笑ってるけど
私は菜摘が心配だ。



「…ケンカで謹慎くらったりしてないよね?」



菜摘は去年、1週間謹慎したことがあるらしいから。