そっか。
神谷が私の近くにいたら嫌がらせできないんだ…!
平井君に言われて気がついた。
てことは、
「早く島田さんとどっかに行け」とか思ってた私が、島田さんの嫌がらせのお手伝いしてたのね…。
1人で「うぁー」とか言いだした私を見て、平井君が慌てだす。
「あっ、ごめん。俺が首突っ込む所じゃないよなっ!!」
「いや、そうじゃなくて…。」
"キーンコーンカーンコーン…"
あぁ、5時間目が終わっちゃった。
平井君が気まずそうに笑って
「じゃ、俺戻るわ。神谷、呼んだ方がいい?」
『それはやめて!』って言おうと思った瞬間に
「それは必要ない!!」
と言う声が響いた。

