きっと好き

………‥
…‥







「……で、走って逃げたワケ?」


「……はい。」







テスト最終日、いつも3人で美緒の家に集まってお菓子を食べながら話す。

今日はその日で、神谷との関係を黙っておく事ができず、菜摘と美緒に全て話した。






「はぁぁぁあぁぁ。」と大きなため息をつく菜摘と

大きな目にいっぱい涙を溜めている美緒。



最近の私の様子を2人とも心配してくれてたんだなぁ…

なんて、私は呑気なヤツだなって自分でも思う。








「…てか、言うの遅いよぉ……。」



涙が溢れないように我慢している美緒は、鼻水を垂らしながら私に訴えかけた。





「…うん。ごめん。テストでそれどころじゃなくて…。」












勢いで神谷に想いを伝えた後、私は真っ赤な顔で固まる神谷を見て

真っ青になった。




その後の事はあまり覚えてないけど、走って逃げたのは覚えてる。