きっと好き

………‥
…‥








「ふぅ…。」

「ごめん、付き合わせて。」





道を歩きながら謝られた。




「ううん。楽しかった。」



結局、夕方の4時まで神谷家の皆さんとゲームに熱中してた。


「ひかる超かわいかった。」

「はっ!?」



…なんでこう、神谷はそう言うことを恥ずかしげもなく言えるのだろうか。




「曲がるとき、体も一緒に揺れてんのっ」



神谷が思い出し笑いをしだした。


「もぅいいよ。どうでも。
どうせゲームは下手くそデスヨ。」




マリオカートは意外にも難しく、最後まで1位に輝くことは無かった。




「ははっ… 泉もすごい楽しそうにしてたから、良かったよ。」


「…だったら思い出し笑いすんな。」




神谷の肩を小突くと、
笑ってその手を握られた。