ラブ☆パニック





「な! なんだよ! そんな目で見るなっ!!」

じゃあ、直せよ。
チャライ所を。

「……ねむっ…」
アタシは背伸びして、大きな欠伸をした。
そんなアタシに、海木は再び携帯に目を向けた。


どーしよ。
今日サボおうかな?

うん、そーする事にしよう。

アタシは海木を置いて保健室に向かった。


ガチャ

「…せん――「ねぇ、また相手してね? 待ってるから」」

へ…?
ベットの中から声?

ちょっと嫌な予感がするんだけど。
いや、ちょっとじゃなくて、超。

「さあ。俺の気が向いたら、ね?」
「もう! 水臭いわねぇ」
「・・・」

な、なに?
この会話。

立ち入らない方がいいよね?
うん、完璧に。