「な! なんだよ! そんな目で見るなっ!!」
じゃあ、直せよ。
チャライ所を。
「……ねむっ…」
アタシは背伸びして、大きな欠伸をした。
そんなアタシに、海木は再び携帯に目を向けた。
どーしよ。
今日サボおうかな?
うん、そーする事にしよう。
アタシは海木を置いて保健室に向かった。
ガチャ
「…せん――「ねぇ、また相手してね? 待ってるから」」
へ…?
ベットの中から声?
ちょっと嫌な予感がするんだけど。
いや、ちょっとじゃなくて、超。
「さあ。俺の気が向いたら、ね?」
「もう! 水臭いわねぇ」
「・・・」
な、なに?
この会話。
立ち入らない方がいいよね?
うん、完璧に。

