ラブ☆パニック





たまにそう思うんだけど。

「お待たせいたしました。パルミジャーノチーズのリゾットとポテトのファルシーです」
「あ、ありがとうございます!」
「どーもぉ!!」
「ご注文は以上でしょうか?」
「はい!」

アタシは運ばれてきた料理に目が放せかった。

アタシはスプーンに手を伸ばす。
「ねえねえ! 今の店員カッコよくなかったぁ?!!」
「え? 見てないよ?」

アタシはスプーンですくい、口に運ぶ。

「んんぅ―――っ! おいしいっ!!」
「……あんた、ご飯の事になると幸せそーだね」
「え? しょーがないじゃん! アタシとご飯は運命を共にする宿命なんだからっ♪」
「・・・」

ご飯を食べてると、どんな辛さも吹っ飛ぶぜ!
イェイっ!!

※たまに可笑しくなる時があるので、気にしないで下さい。



「あぁ~! おいしかったぁ!!」
「ウチのもおいしかったよ?」
「じゃあ、次アタシにちょっと頂戴ね!」
「え~。しょうがないなぁ! いいよ、あげたるっ♪」
「ごちですっ!」

アタシ達は満腹になったお腹を擦りながら、再び教室に向かった。

でも、その途中で…
「待ちなさいよ。アンタ、ちょっと顔貸してくんない?」

さっきの先輩達に美和が絡まれた。