いつもの朝、
いつもの様に、
身支度をして、
寮を飛び出す。
AM7:54
「あぁ゛〰〰〰っ!!!」
遅刻するじゃん…!!
誰もいない、女子寮。
アタシの足音だけが響く。
ここは『海蘭高等学園』。
いたって普通の学校。
……だったハズ。
だけど、なぜか綺麗な学校。
真っ白い学校に、綺麗なガラス。
中庭は壮大にでかく、女神まで建ってる。
校内に入ると、時計は8時3分を差していた。
「っ! もうっ!!!」
アタシは靴を靴箱に突っ込み、4階目指して走る。
ここの校舎は6階建。
無駄に広く作られてる。
き、キツっ……
階段っ…いらないよっ!!