愛しさは孤独の支配者










俺はありがとうございましたと言って亜也ちゃんのところに戻る。



景「おまたせっ♪」
亜也「スティック前こわれちゃったからですか?」
景「あぁうんっ。寒かったやろ?」
俺はソッと亜也ちゃんの手を握ってやる。亜也「!」
表情豊かすぎやろ(笑)おもろいわっ
真緒くんも剣くんも側に置いておきたい気持ちもわかるなっ









亜也


景さんがあたしの手を握る。
あったかぁ……確かに寒かったから景さんの手がとても暖かく感じた。


そのまま二人でライブハウスまで行く。





「なにしてんの?」

亜也「!」
景「あ、剣くんっ♪」


エレベーター前で剣さんがあたしたち二人を睨んでいた。


剣「亜也ちょっと」
亜也「あ……」行こうとした時景さんがあたしの手を引っ張る。

景「亜也ちゃんには用頼んでるから他の人頼んでもらえん?……行こうっ」
亜也「え……あ……」
景「……」

いつまでも独り占めできると思うなよ



























真緒



美月は口をパクパクしている。

美月「え……あの景ちゃんが……嘘やろ……」
真緒「……」
亜季「それでいろいろ……と……」